7.18.2014

魅惑の屏風 戸隠山〜高妻山(後編)2014.6.29








爽快!
八方睨 1900mのピーク
山を歩いていると、
「心を読まれているんじゃないか」
そう感じることがある
少しでも弱さを見せたら、
谷にのみこまれてしまいそう
神の威、塔渡り
自分を信じて渡り切ったら
明るい空が迎えてくれた








八方睨は破線の難ルートと合流する
たまに雲が切れて、
憧れの西岳、本院岳方面を望む
もっと成長して
また戸隠山へ登頂するとき
わたしは必ずあそこからやって来る




八方睨をあとにして、
すぐに戸隠山頂
ここから高妻山を目指す
戸隠連峰
美しい屏風を伝う縦走




伝説の九頭龍神の仮の姿、
九頭龍山を越え
一不動避難小屋から先は雨
どしゃ降りでない限り、
愛用のクバ笠が役立つ
麦わらをかぶった男性とすれ違い
「その笠いいなあ」
どこでも目印になる
この夏、たくさん、
一緒に旅をしよう
(山で見かけたら
声をかけてくださいね)




一不動、二釈迦、三文殊
四普賢、五地蔵、五地蔵山
六弥勒、七薬師、八観音
順に仏さまの前を通過する。
九勢至、十阿弥陀
高妻山より先に、十一阿しゅく
十二大日、十三虚無蔵
今回は踏まなかった乙妻山へと続く




さて、高妻山が見えてきた
「でっかいな〜」








高妻山を登った人の多くが
「キツい山だった」と
感想を持つことは知っていた
山は山である限り、
どこもしんどい思いをするもので
なにも特別ではないだろう
事前に地形図を見て思っていた
実際に歩いてみたら、
なかなかどうして!
縦走最後にガツンときた
わたしもHiさんも、
存分にいたぶられました。笑
(怖かった塔渡りなど
すっかり過去の出来事に)




ようやく辿り着いた高妻山頂
ゆっくりお茶したいけど
相変わらず天気がグズっている
妙高を眺めたくても真っ白
急ぎ引き返す
五地蔵山まで戻るとき、
展望が開けて大きな虹の橋を見た




下り、新道の森は霧







緑の濃淡をくぐる
きれいだからって上ばかり見ていたら
Hiさんが足元に見つけたギンリョウソウ
雨に合う小さなおばけ




戸隠牧場へおりてきた
脚ごたえのある日帰り旅
群れて走る馬や呑気な牛を見て
愛嬌のあるヤギの頭を撫でて
は〜、帰ってきた。



その夜は言うまでもなく
爆爆爆睡




(戸隠観光編へ続く)




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